衆議院選挙の仕組み 小選挙区と比例代表の違い
衆議院選挙とは
衆議院総選挙とは、衆議院議員の全員を選ぶために行われる選挙のことです。
小選挙区選挙と比例代表選挙が、同じ投票日に行われます。
総選挙は、衆議院議員の任期満了(4年)によるものと、衆議院の解散によって行われるものの2つに分けられます。
衆議院議員の定数は475人で、うち295人が小選挙区選出議員、180人が比例代表選出議員です。
小選挙区制とは
全国を295の選挙区に分けて、1選挙区から1人の候補者を選ぶ選挙のことで、得票数の最も多い候補者1人が当選人となります。
比例代表制とは
全国を11の選挙区(ブロック)に分けて、その選挙区ごとに政党を選ぶ選挙のことで、政党の得票数に応じた数の名簿登載者が当選人となります。
比例代表は、ブロックごとに、政党の得票数に応じ「ドント方式」で議席を配分し、名簿順に各党の当選者が決まる。
※ドント式とは、各政党の得票数を1から順に整数で割り、その商の大きい順に議員定数に達するまで当選人を決めていく方法。
衆議院選挙のしくみ
有権者が1人2票を持ち、総定数の一定部分を小選挙区で、残りを比例代表区で別々に選挙します。
比例代表区では政党に投票し、全国11ブロックに分けて集計される。有権者は、小選挙区では候補者の名前を、比例代表区では政党の名前を書いて投票する。
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