衆議院選挙(衆院選2014)、自民圧勝の予想!?
安倍自民再び圧勝か
次期衆院選は1票の格差是正のため、小選挙区を0増5減にする区切りが初適用される。
対象は福井、山梨、徳島、高知、佐賀で、小選挙区の数が3から2に。小選挙区の定数が300から295となる。
比例区の定数180のままだ。
安倍首相の自分のため解散で、各党の議席はどう変わるのか。
注目選挙区のゆくえは?
自民党は都市部で野党一本化が進むなどとした場合に、小選挙区で前回獲得した237議席から30から40議席ほど減らすろ予測。
ただ、比例区は維新の党や次世代の党、生活の党が減らす分を自民党が吸収し、トータルでは260から270議席に収まるとみる。
公明党は小選挙区9、比例22議席だった前回の勢力をほぼ維持する。
一方、野党第1党の民主党。
小選挙区では民衆王国と言われた北海道や埼玉、愛知などで盛り返し、比例区も維新の党などが大幅に減らす分の吸収もあり、現有55議席から75から95議席まで回復するとみている。
ただ民主党内では3桁が最低合格ライン。
ダメな場合は、今度こそ海江田代表は即刻辞任すべきだとの声もあり、目標多数達成できるかが注目だ。
維新の2年前の橋本ブーイングが過ぎた。
ホームグラウンドの関西地方では検討するもの、北海道、東北、関東では軒並み議席を減らすと予測する。
次世代の党は石原慎太郎の最高顧問が引退を示唆したこともあり、比例区で議席を獲得できない可能性が出てきている。
選挙区では平沼赳夫党首、園田博之顧問、神奈川18区から出馬予定の中田国対委員長が優勢とみられている。
みんなの党は渡辺喜美前代表と浅尾慶一郎代表の内紛によるイメージの悪化で、現有8議席が半減する可能性もある。
だが、ここにきて民主党とみんなの党の合併構想が浮上。
民主党に近い浅尾代表を支援する議員グループと、自民党に近い渡辺喜美代表を支持する議員グループでの分裂が加速することも予想され、もう一波乱ありそうだ。
生活の党も、民主党政権誕生の立役者だった小沢一郎氏は、度重なる政党再編劇を繰り返して、小沢ブランドが失墜。
前回、未来の党で獲得した比例6議席がゼロになる可能性が出てきている。
民主党について躍進しそうなのは共産党だ。
昨年6月の東京都議選では、前回2009年の8人の倍以上となる17人が当選。
15議席に終わった民主党を抜いて都議会第3党へと躍進した。
志位和夫委員長は安倍政権と正面から対決できるのは共産党だけ。
全国295選挙区に候補を立てるのは当然と宣言。
小選挙区の候補者一人当たり300万円の供託金もなんのその。
全小選挙区に候補を立てることで、比例区は前回の8議席から最大12で増える可能性が出てきている。
最も共産党が自共対決を強調すればするほど、小選挙区の野党表は分散。
結果として自民党候補への追い風となるので、他の野党からの評判はよくない。
社民党は小選挙区で現職の照屋寛徳国対委員長が優勢。
比例もギリギリ1議席死守できそうだ。
全体の感触出しては自民は微減、公明は現状維持、民主と共産が議席増加、残る各政党が軒並み苦戦となるのではないか。
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